子供に持たせるのは携帯 or GPS?

アイテム

小学校に入ると、お子さんに携帯 or GPSを持たせる人が増えてきます。

我が家は色々検討した結果、GPSを持たせることにしました。

携帯にしなかった理由は、子供が勝手に使ってしまう恐れがあり、

ネットルールをきちんと理解出来るようになってからの方が良いことと、

親としては配置情報を把握できれば十分と考えたからです。

しかし一口にGPSといっても、実は沢山あるんです。

 

福岡市はオッタバイを配布

福岡市内の小学生には、入学式の日にオッタバイという見守り端末が無料で配布されます。

これはGPSではなくIoT技術を活用したもので、端末を持った子供が

見守りポイント(固定基地局)等の近くを通過した時に位置情報を記録し、

行方不明など万が一の時、警察の捜索に役立てられるというものです。

初めの1ヶ月間は、この有料版を無料で使うことができます。

 

1ヶ月間オッタバイで様子を見たところ、我が家にとっての問題点が。

実は我が家から一番近い見守りポイント(固定基地局)が4~500mほど離れており、

しかも子供が近道をするとそのポイントは通らないんです。

GPSではないため現在地は分からず、そのポイントから先はどこへ行ったのかが分からなくなります。

 

当時(2021年)の有料版は500円/月程度でしたが、自宅に着いたかどうかを知るには

ターミナル端末を購入する必要があり、それを使うと800円/月弱になる。

それならGPSと変わらないねということになり、GPSを探すことにしました。

 

子ども用GPSはたくさんある

子ども用GPSは様々なメーカーから出されており、機能や料金体系も様々です。

保護者が求めていることを整理した上で決めた方が良いかと思います。

我が家が求めた機能は、こちら。

  • 子供の現在地が分かる(学校が遠いため)
  • 親からメッセージが送れる
  • 子どもからも合図を送れる

色々探した中で我が家は、『みもりGPS』を契約することにしました。

 

みもりGPSについて

不審者情報と連動している

不審者情報システム「マチコミ」が開発した見守りGPSサービスなので、

不審者目撃場所に立ち入ると「みもりGPS」がブザーで直接警告してくれます。

地域の不審者目撃情報、事故が多い危険な場所はアプリ内からも確認できます。

 

学校では音が出ない

子供が通う学校を登録すると、学校に到着したことがアプリに通知され、

学校構内では自動的にサイレントモードになり、授業の邪魔になることはありません。

また習い事など、よく行く場所も100か所まで登録できます。

 

家族みんなが位置情報を確認できる

最大8名までの大人が、スマホアプリから見守ることができます。

我が家は、夫・私・同居中の義母の3人が確認できるようにしました。

一応、屋内でも位置情報が分かるということになっていますが、

ショッピングモールなどでは正直分かりません^^;

 

充電が少なくなるとアプリで通知が届く

充電が残り20%になるとアプリ・登録済のメールアドレスへ通知が届きます。

それでも忘れて残り10%くらになると、再び通知してくれます。

ある日、朝学校へ出発した後に残量少ない通知を受けたものの

習い事もあり夜まで充電できないことがあったのですが、

それでもきちんと位置情報は取れていました。

 

アプリからメッセージを送ることができる

アプリに予め登録されている定型文や、パパママの音声メッセージを

アプリからGPSへ送ることができます。

我が家は私が送ることが一番多く、「遅刻するから早く学校へ行きなさい」とか

「早く帰って来なさい」が定番な感じです・・・(笑)

 

子供からのメッセージは送れないのですが、黄色ボタンを押すことで知らせることができます。

一度だけならどこかに当たっただけなのかなで済ませてしまうのですが、

3回以上なら何かあったんだと分かるなど、親子でルールを作っています。

また習い事が終わった時のお知らせにも、ボタンを押してもらうようにしています。

 

サポートも丁寧

ある日、充電したにも関わらず位置情報が全く表示されない時があり、

学校へちゃんと着いたのかどうか分からないことがありました。

サポートセンターへ問合せしたところ、〇日までは位置情報が取れている、

△日の充電情報が取れておらずその後の位置情報も取れてない、

などの履歴も確認した上で、対処方法を丁寧に教えてくださいました。

 

それを実践したところちゃんと作動するようになり、安心!

お礼のメールをすると、それに対しても丁寧なお返事をくれましたので、

より信頼感と安心感が増しました。

 

比較検討したもの

他社サービスの中に子供からも文字メッセージが送れるものがあり、かなーり悩みました。

それは操作ボタンが固くて低学年の子には使いづらいかもという口コミを見かけたので、

最終的に不審者情報とも連動している「みもり」を選びました。

 

どんどん進化するGPS

我が家が購入した2021年時以降も、どんどんGPS端末は進化しています。

最近では、他社も音声メッセージのやり取りができるようになったり、

スマートウォッチも登場したりしていますので、

契約を検討する時点で、最新情報を確認した方が良いかと思います。

 

一応学校へ報告しましょう

GPSを持たせることを担任の先生に話したところ、

「ああそうなんですね」だけで済みました。

緊急時用に携帯を持たせているご家庭もあり、

学校で音が鳴ったり遊んだりしない限りはお咎めしない方針のようです。

これは学校や先生により方針が異なるかと思いますので、軽く報告はした方が良い気がします。

 

まずはご家庭でルール作りを

ご家庭により事情や考え方も様々ですので、携帯を持たせるところもあれば、

GPSを持たせるところ、何も持たせないなど、これがゼッタイ正解!というのはないと思います。

大切なのは、ご家庭内できちんとルールを決めて子供にも守らせること。

子供が安全に楽しい毎日を過ごせるのが、一番ですね。

タイトルとURLをコピーしました