子供にアレルギーが見つかったら

学校

みなさんのお子さんには、アレルギーありますか?

実は最近、我が子にアレルギーが見つかりましたので、

学校への対応も含めてまとめておきたいとおもいます。

 

きっかけ

とあるお正月、私の実家でカニを食べていた際に、娘が「何か口の中が痒くなってきた」と言い出しました。

すぐに摂食を中止してうがいをさせたんですが、それ以外の症状らしいものは特に出なかったので

その日は病院には連れて行きませんでした(正月で医療機関もお休みでしたし)。

 

すると娘が、

「そう言えば前に給食のエビを食べたときも、口の中が痒くなったんよね~」

っと思い出したように言い出してビックリ。母には初耳でした。

それはいつ?と聞いても、「だいぶ前~。忘れた~」という呑気な返事、、、

これは検査しなくちゃいけないなと思ったのがきっかけです。

前年にカニを食べたときは何も言わなかったので、最近症状が出始めたのでしょう。

 

アレルギー検査へ

とはいえ、休み明けもバタバタして検査のことを忘れかけていた頃。

我が家全員胃腸炎になってしまい小児科へ連れて行った際に、

ふと思い出してお医者さんに相談したんです。やっと。

それなら元気になってから平日午後に来てくださいと言われ、

仕事の都合をつけてやっと検査に行ったのが春休みでした。

 

小児科医の方針なのかは分からないのですが、検査項目は絞られました。

父親である夫も幾つか持っているアレルギー項目(私は全くないんです)を中心に、

エビ・カニ・スギ・ヒノキ・ダニについてお願いしました。

 

因みに採血をしての検査だったのですが、娘の腕の血管が細すぎて採血できず、

足の甲からの採血になってしまったんです・・・(私も血管細いんです)。

大嫌いな注射針を2回も刺される羽目になってしまった娘に、大激怒されました。

あまりに泣き喚いたので、聞いてるこちらも辛くて涙が出てきちゃいました。

(お母さんは別室でお待ちくださいと言われたので、声しか聞いてないんです)

母だって、こんな事になるとは思ってもみませんでしたよ・・・(泣)

 

検査結果聞き

検査結果が出たのは、1週間後。

エビ・カニ・スギ・ヒノキ・ダニで見事に陽性反応が出てしまいました。

とりあえずエビ・カニは除去。

どうしても食べたいのであれば大きな病院を紹介するので、そこで治療しながらになるそうです。

今のところ本人がそこまでは希望していない(通院が面倒だからと言う理由…)ので、

しばらくは除去のみで様子を見る事になりました。

 

学校へ書類を提出

アレルギーが見つかると、学校へ書類を提出する必要があります。

アレルギーがあることを学校へ伝えると、学校から書類を書くように渡され、

検査をした医療機関の医師に書いてもらうものと、保護者が記載するものと2種類あります。

これは毎年度、年度初めに提出が必要になります。

またこのために小児科へ行かないといけないんですよね(泣)

 

アレルギー面談

提出した書類を基に、学校側とアレルギー面談があります。

主に、給食での対応についての話し合いという感じでした。

私が仕事をしていることもあり、面談は個人懇談の後に設定してもらったんですが、

学校側は、担任・保健室の先生2名・栄養士2名・教頭先生まで参加したので、

6:1で取り囲まれてちょっとびっくりしました(笑)

 

カニが給食でまず出ることはありませんが、エビはたまに出るということで、

エビと一緒に調理した他のものを食べても大丈夫かとか、

イカは大丈夫ですかとか、結構細かく聞かれました。

(エビ・カニにアレルギーがある人はイカもアレルギーを持っていることが多いそうです)

イカは気持ち悪がって食べようとしないので大丈夫かどうか答えられず、、、

一度試してくださいというミッションを与えられてしまいました。食べてくれるかな…。

また、エビと一緒に調理した他の食品を食べても症状が出る場合は、おかずが丸々一品食べれないため

保護者が代替食を作って持たせる必要が出てきます。

娘の場合はそこまで症状が出たことはないので、とりあえずエビのみ担任や本人が除去することに。

 

尚、他食品アレルギーの場合は、除去食の準備をしてもらえる場合もあるそうです。

その食品にも寄るようで、除去食や代替食についての説明は

アレルギー面談のときにしてもらえるかと思います。

また、代替食での対応が多い場合は、給食費が減免される場合もあるようです。

 

そして毎月後半に翌月の献立&原材料表が学校から渡され、

アレルギー食品が使われる場合はどう対応するのかを赤字で記入して提出するように求められます。

この紙は、担任以外の教師やクラスメイトにも分かるように掲示されるそうです。

また、万が一誤って食べてしまった場合用に処方された薬は

どこに入れておくかという指示もありました。

うちの学校では人によって場所が違うと学校側も分からなくなってしまうので、

全員ランドセルのポケットに入れてくださいと指示されました。

 

学童にも連絡が必要

学童ではおやつが出るので、こちらにも連絡が必要になります。

年度初めに提出する児童調への記載のみで追加の書類は求められませんでしたが、

原材料にそのアレルギー物質が使われていなくても、

 本品はエビ、カニを含む商品と同一工場内で製造しています

というような記載があるものは大丈夫ですかと確認の電話がありました。

これは同じ工場内での製造や設備が兼用であるというだけで症状が出てしまう方もいるからだそうで、

その場合は、家庭でおやつを準備して持たせる必要が出てきます。

(そのおやつ代分は学童費用から減免されるとも説明がありました)

 

実は娘が大好きなお煎餅系はたいてい、エビ・カニを含む商品と同一工場内で作られているのだそうです。

いまのところ検査結果でも陽性指数は一番低いものだったのと、

お煎餅系を食べても症状が出たことはないので、同一工場内で作られたものでも大丈夫ということに。

連絡帳にもその旨一筆書くようにお願いされました。

 

まとめ

後で知ったんですが、血液型の検査も一緒に出来たらしくお願いすればよかったと思いました。

出産した産婦人科は血液型の検査をしない方針だったので、実はまだ不明なんです。

あんなに血管細くて採血だけでギャン泣きされたので、簡単に血液検査しようとはもう言えない…。

 

また我が子の場合はエビ・カニですので給食で出される頻度は少ない方だと思いますが、

小麦や卵など給食でも家庭でもよく使われる食材のアレルギーだと、

もっと大変な事があるのではないかと・・・お菓子でも良く使われますもんね。

 

品目や症状・程度も人それぞれで、その子に合わせて様子を見ながらになってしまうし、

現場の先生方も大変ですよね・・・。

私自身にアレルギーの知識がなくまだまだ勉強も必要な面もありますが、

子供が安全に学校生活を送るために引き続きを様子を見ていこうと思います。

 

注意:代替食による給食費や学童でのおやつ代の減免については、地方により対応が違う可能性もあります。

 

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