小1の壁 – 学童について

学校

私が感じた『小1の壁』の続き。今回は、学童についてです。

 

学童の入会要件は保育園とは違う

保育園と条件が異なるので、自治体のホームページなどで事前に確認しましょう。

私が住む福岡市の場合は、以下のように定義されています。

 

福岡市に住み、小学校に在学している児童で、保護者や同居する方の全員が、就労などにより昼間家にいないことが常態のため、小学校の授業終了後、家庭で適切な保護が受けられない児童

(出典)福岡市ホームページ「放課後児童クラブ(旧名称:留守家庭子ども会)とは」

 

したがって、在宅勤務のみの場合は自宅には居るため入会は認められない可能性もあります。

(私自身まだそこは詳しくないので、詳細は自治体へ確認してくださいね)

また我が子と保育園で仲の良かったお友達の場合、ご両親ともシフト勤務らしいのですが、

勤務時間の関係で、学童には入れないという方もいらっしゃいました。

 

地域によっては、要件を満たしていても入会待機となってしまうことがあるようですが、

福岡市の場合は要件を満たしている児童は、基本的に全員入会できます。

ただ、上限人数がありませんので大人数となり、なかなかの蜜状態です。。。

また自治体により学童は3年生までというところもあるようですが、

福岡市の場合は、6年生まで入ることが可能です。

 

また、夏休み・春休みのみ入会することも可能です(自治体に寄る)。

長期休みのみの入会は、書類提出の締め切りが通常とは異なるようなので、

早めに各学校の学童まで問合せてください。

 

保育園とは標準時間が違う

保育園の場合は7:00~18:00が標準時間なのですが、

学童では放課後から17:00まで(長期休業期間中は8:00~17:00まで)が標準時間です。

始まるのも遅いし、終わるのも早い。

17:00までの子達は、17時になると一斉に自分達で歩いて帰宅します。

それ以降の時間になると延長扱い(最大19:00まで)になり、利用料も変わり、親のお迎えが必須になります。

土曜日も別途利用料がプラスになり、給食がないためお弁当を持たせる必要があります。

 

休みの基準も違う

認可保育園は日曜日・祝日・年末年始以外は毎日開所していますが、

学童では上記に加えてお盆休み(8/13~8/15)があります。

私の当時の勤務先はお盆も通常営業だったので、出勤できないと言わざるを得ませんでした。

 

また、台風などの荒天で学校が休みになった場合は、学童もお休み。

学級や学校閉鎖により登校停止になった子供は、学童にも登会できません。

けっこう突発で決まってしまうので、仕事の調整が都度必要になります・・・(泣)

 

新型コロナウイルス(COVID-19)が5類になる前は、クラスは違っても

同じ部屋に陽性者が2名以上出た時点で、学童の子は全員登校停止になり、

クラスの半分以上が自宅待機・・・なんてことも数回ありました。

オンライン授業もありましたが、国語と算数だけの参加なんですよね。

その他の時間は自習 or 自由にしていいと言われてしまい、その分親に負担がきました(白目)。

 

尚、基本的に学校が休み=学童も休みという考え方なのですが、

入学式・卒業式・運動会の代休による休みは、学校によって対応が異なります。

うちの学校は有難くもそういう日は開所してくれる(弁当が必要)のですが、

学校によっては学童も休みになるところがあります。

もう統一して、開所して欲しいですね。

 

弁当が必要になる

学校給食が提供されない日は、弁当を準備して持たせる必要があります。

基本的に、子供にお金を持たせて途中で買わせるのはNGなんですが、

そもそも我が家から学校まで、住宅しかないので心配していません(笑)

新1年生は、4/1より2~3週間程度(入学式後の数日は午前中のみで給食ありません)。

それ以降は、終業式の日~次の学期の始業式の日まで長期休み中。

入学式・卒業式・運動会代休などの、学校休日(前述の通り開所されない学校もあります)も。

 

前の記事『学校生活編』でも触れましたが、

福岡市では各学期の終業式前日まで給食が提供されますが、

近隣の市町村では1週間くらい前に給食が終了してしまう所があるようです。

学校も午前中で終わるようで、学童に行く子はその時から弁当が必要になります(泣)

 

近年、お弁当を学童で注文できる地域も出てきているようですが、まだまだごく一部。

お弁当作りもなかなか負担になりますので、こういう動きが全国に広まるといいですねー!

 

学童のメリット

自宅で子供を一人にさせる心配がない。

もうこれに尽きると思います。

周りにお友達や指導員もいるし、自宅にはない本やおもちゃもあるので退屈することはありません。

優しい上級生だと、下級生に宿題を教えてくれる人もいるそうです。

 

学童のデメリット

勉強するしないは、子供によりかなり違います。

長期休み中は、基本的に勉強する時間がきちんと設けられているのですが、

普段はクラスにより宿題の量もかなり違うことから、子供本人の意思に任されています。

 

またうちの学校では、週に1回(中学年以上は週に2回)はタブレット上を持ち帰り

オンラインドリルをするという宿題が出されるのですが、

学童にはWiFiは設置されていないので、帰宅してからでないと宿題が出来ません。

そういえば冬休みも、タブレットの宿題だけだったので、

帰宅後に宿題をしなければならないのですが、実は利用時間を制限されるので

お迎えが遅いご家庭などは、宿題をする時間が限られてちょっと大変かも。。。

 

保護者会あります

これは地域にもよるかもしれませんが、PTAとは別に学童にも保護者会があり、

子供が2年生以上になると、役員になりませんかというアンケートが届きました。

ちょうどその頃に私の退職が決まっており、学童も退会することになってしまったため、

どれくらいの負担があるのかは分からないのですが、、、

PTAほどではないと思います、恐らく。

 

いかがでしょうか?

生活リズムの調整も必要になり、戸惑うことも多いかと思いますが、

一番戸惑うのはお子さんです。

親子で上手くリズムを掴んで、学童も楽しめるといいですね。

次回は、PTAについて書いてみようと思います。

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