こちらは保護者が恐れている事の1つではないでしょうか。
私も入学前は、めっちゃ恐れていた一人です。
学校により活動状況は異なる
実はPTA活動は、学校によりかなり違うようなので、
同じ学校になる先輩ママとお友達になっておいた方が良いと言われたことがあります。
やってみて楽しかった~という人もいれば、
大変すぎてもう疲弊したという人もいるので、
個人によっても受け取り方が違い、それが余計に分かりにくいのかもしれません。
うちの校区は、かつてはPTA活動に熱心な方で、
児童1人につき1役以上と決められており、入学式の日は式典の後に委員が決まるまで
帰してもらえないこともあったそうです(怖い)。
しかし我が子が入学したのは2021年で、その1年前からコロナ渦となってしまいましたので、
だいぶ様子が変わっていました。
入学式典そのものも来賓なし、国歌・校歌斉唱なし(CDで流すのみ)の簡略版で、
そのあとのPTA会長からのお話も希望のアンケートを渡すので●●日までに
学校へ提出してください~だけでした。
当時はまだ児童1人につき1役以上やることになっていたので、
それなら1年生のうち&コロナ渦中にと思い、教養委員になりました。
教養委員とは
教養委員とは、保護者向けの講演会や学習会、子どもの教育などについての講演会などを
企画・運営する委員会です。
この委員になると、市の研修会を全員受ける必要があります。
例年は市内の全小学校の教養委員を一同に集めての研修会だそうですが、
この年はまだPTA役員すら決めない学校もあったようで、
地元の公民館で小学校別に研修会が行われました。
その時に年間行事についての話し合いも行いましたが、
まだまだ新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が心配される状況下で
開催するのは難しいとの観点から、講演会などは全て中止になりました。
一度だけ、市が主催する人権講演会があったので、それには参加しましたが、
自分たちで企画・主催するものは無いまま、1年間が終わりました。
他の委員の方とも研修会でしかお会いしてないので、
よく分からないまま終わった・・・という感じです。
他の委員活動
子供達の通学ルートを実際に歩き、危険な箇所などをチェックする委員(名前忘れました)は
1学期中にレポートが配られてきたので、熱心に活動していたようです。
こういうのは、PTAから学校や市へ意見を挙げてもらった方が、伝わりやすいかもしれませんね。
また広報委員は運動会などのイベントで写真を撮影し、広報だよりが発行されましたので、
委員の中でもけっこう忙しい方なのではないでしょうか。
その他、おやじ会といって、運動会などの時にお父さんたちが
学校周辺を警備したり人の列を誘導したりしてくれる委員だったり、
週に1回横断歩道などで旗を持って登校を見守ってくれる方々もいます。
役員決めについて
役員(会長・副会長・会計・書記)決めについては、3学期にアンケートが配られ、
翌年度の役員について自薦他薦の提出が求められます。
この役員になると、世帯分、兄弟がいると全員分のポイントを消化したとみなされますが、
その分負担は大きいと聞いたことがあります。
何でも、毎週打合せがあるとか・・・これはなかなかハードル高い(汗)
不思議なことに、会長・副会長だけは毎年男性なんですよね・・・他はみんな女性なのに。
最近の活動状況
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、我が子が入学する前年度は活動そのものがストップし、
私が教養委員になった翌年度からは児童1人につき1役以上という基準が廃止されました。
役員決めは引き続きありますが、委員は人手が必要な時だけ募集がかかり、
参加したい人だけが参加するという方式に変わりました。
これは全国的に広がっている動きのようで、やっとPTAの在り方について
見直されるようになってきました。
さいごに
PTAとはそもそも子供達のための活動なので、必要な部分もあるかと思います。
ただ、昭和時代の母親=専業主婦だから参加できて当たり前、
という固定概念を前提としているなと感じる部分もまだ多々あります。
今や共働き家庭の方が多いし、こういう活動に参加するのが好きな方もいれば、
苦手な方もいるので、出来る人が出来ることやるという柔軟なスタイルに
今後なっていけばいいなというのが、個人的な考えです。